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2035年10月01日

オーディオ再訪 はじめに

 1970年代に、プレーヤー・アンプ・スピーカーが一体になった廃品の真空管式アンサンブルステレオを譲ってもらい、これを直して楽しんだのがオーディオへのきっかけだったように思います。
 ダイナミック型のトーンアームを直し、セラミックカートリッジを買ってきて交換し、ビリーヴォーン楽団の「真珠貝の歌」、サウンドトラックの「サウンド・オブ・ミュージック」など、手持ちのレコードを全部聴きました。
 卓上型レコードプレーヤーでは聞こえなかった低音に感激したものです。多分、ゼネラル製。スピーカーは楕円形。カートリッジは、SPとLPをレバーで回転させて切り替えるものでした。

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(ほぼ同型のステレオ。1970年代)

 アンサンブルステレオで半年ばかり楽しんだ後、プレーヤーとレシーバーを収めた大きなセンターコンソールと左右に2wayスピーカーがあるトリオ製セパレートステレオを小遣いを貯めて購入し、洋物のEPレコードを中心に毎日のように聴いていました。プレーヤーはリムドライブでカートリッジはMM型でした。当時のFMステレオ放送も無駄なしゃべりがなく音楽を中心とした聞き応えのあるものでした。

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(セパレートステレオのレシーバーと同じ外観のもの。TRIO-TW200。1970年代)


 それから永い時間をかけて、70年代にコーラルCX-3スピーカー、SONYレコードプレーヤーPS-X30A、80年代にヤマハプリメインアンプAV-5、ヤマハCDデッキ、90年代にSONY製MDデッキ、マランツCDデッキCD-16D、B&WスピーカーCDM1SEなどの単品コンポーネントを揃えて来ましたが、2000年以降はほとんど聴くこともない状態が続いていました。

 ところが2006年になって、ふとしたきっかけで真空管に興味を持ち、TU-880管球アンプキットを作ってみると、きれいな音色や予想に反して弾むようなダイナミックな躍動感にすっかり魅了されてしまいました。6BQ5、6CA7、6BM8、12AX7という球の名前も懐かしく、今でもロシアや中国で生産が続けられ、入手可能であることを知りました。真空管アンプは、多くはキットという形で多くの機種が市販されていることも分かりました。ただ、昔の価格を知る者には信じがたい価格になってはいますが・・・。2000年代は、アナログに回帰の年代でした。今ある装置はすべてこの4年間に揃えたものばかりです。

 マニアには笑止千万の内容かも知れません。B級オーディオとは、できるだけ費用をかけないで目一杯「いい音・いい音楽」を楽しみたいという自虐の意味をこめたものです。真空管アンプとレコードを中心に、アナログを楽しんでいます。熟年世代にとっても楽しめる趣味だと思います。懐かしい方も、初めての方も、興味のある方はどうぞご覧下さい。(2006年11月1日)
 ホームページ「オールドタンノイを真空管アンプで楽しむ」もどうぞ。

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 あれから5年。大きなアナログ機器が重荷になってきました。2010年にはPCオーディオとの出会いもありました。2011年の春からダウンサイジングを進めてきましたが、一応の区切りがつきました。オープンデッキ、真空管イコライザーアンプ、真空管パワーアンプ、レコードプレーヤー1台、シュアーV15Type3等を処分し、ソースはFM、レコード、PCオーディオの3つに絞って真空管プリアンプとLM3886パワーアンプで聴いています。ただ、6BM8シングルアンプ(TU-870)だけはいずれ入手したいアンプです。ずいぶん身軽になったように思います。年齢とともに趣味への考え方も変化します。それもまた新たな興味深い出会いがあって楽しいものです。(2011年9月)








posted by キラリ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ再訪

2019年01月20日

パイオニア PAX-20H コアキシャルスピーカー

2019年1月20日(日)
 今日は番外編です。Youtubeで昔のスピーカーの音色を聞くのを楽しみにしているのですが、たまたまパイオニアPAX-A20を探していたときに出てきたPAX-20Hスピーカーが素敵な音を奏でていました。PAX-20Hはホーンツイータが乗ったコアキシャルスピーカーです。昭和40年台に一世を風靡したものです。まずはこちらです。



 ボックスに入れないでそのままの姿で聞くと、そのスピーカー本来の音色がわかると言います。このPAX-20Hは、箱もないのになかなかいい音をしていますね。素性の良さがわかります。PAX-Aシリーズになって、フェライトマグネットになりました。Aシリーズよりこの20Hの方が素性の良さが光っているように思います。

 もう一つのPAX-20F。ジャズがご機嫌に鳴っています。タイトルはPAX-30になっていますが、大きさから見て明らかに20cmでしょうね。 



 いいですね20Fも。いい味を出しています。アルニコのほうが音がよく感じるのは私だけでしょうか。平面バッフルで聴いてもいいかもしれませんね。


posted by キラリ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | フルレンジ

2018年11月11日

ワルツ・フォー・デビィー

2018年11月11日(日)
 ジャズを聴いていると必ずここに戻るのが、「ワルツ・フォー・デビー」です。1999年に私が初めて買ったジャズのCDがこれでした。大げさに言えば、私のジャズはここからスタートしたようなものです。もう覚えていないのですが、何かの本にジャズの入門ならワルツ・フォー・デビーがいいと書かれていたんだと思います。

 画像はその後に買ったLPレコードです。

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 ビル・エヴァンス・トリオ。
 録音は1961年6月25日。ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」にてライブ録音されています。

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 「ワルツ・フォー・デビー」はA面2曲目です。
作曲はビル・エヴァンスで、1956年に姪のデビーのために作った曲とのことです。

 この日の録音は、LP「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」と、この「ワルツ・フォー・デビー」に収録されています。有名な話ですが、ベーシストだったスコット・ラファロは、この収録から11日後の7月6日にわずか25歳で交通事故死しています。

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 ビル・エヴァンスとスコット・ラファロは、おそらく今で言うソウル・メイトだったのかもしれません。ビル・エヴァンスとスコット・ラファロのスマートで見事な即興演奏が随所に散りばめられています。二人は心で通じ合っていたのでしょう。ラファロの死後、ビル・エヴァンスは半年間、何も手につかなかったといいます。

 ビル・エヴァンスはピアノの鍵盤に向いて顔を下に向けてピアノを弾くのですが、そのスタイルがスコット・ラファロともそっくりなのに驚きます。動画は1960年頃のものでしょうか、トリオの3人が揃って映っている貴重な映像です。



 ジャズミュージシャンは、一人ひとりに大きなドラマがあるのも魅力と言ってはなんですが、外せないことだと思います。ビル・エヴァンスのピアノは、同時代を生きたビバップのバド・パウエルの曲調ともどこか似ているような気がします。

 こちらのマイ・フーリッシュ・ハートも貴重です。




posted by キラリ at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード

2018年11月06日

ジャズ LPレコードコレクション 23号 TAKE TEN(テイク・テン)

2018年11月6日(火)
 ジャズ LPレコードコレクションNo.23号をオークションで買いました。新品なら2,980円のところ中古を1,811円で購入しました。中古とは言っても、ジャケットと冊子を包んでいる紙のケースがないだけで、レコード盤は新品同様です。この値段なら、もっと購入できますね。

 ポール・デスモンド(1924年生まれ)は、西海岸のウェストコーストジャズのミュージシャンです。デイブ・ブルーベック・カルテットにいた1959年に作曲した「TAKE FIVE」が、ジャズファンならずとも知られている大ヒットでした。

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 TAKE FIVEが収録されているのは、LP「TIME OUT」です。「TAKE TEN」は、TAKE FIVEの続編として1963年に録音されています。レーベルはRCAビクターです。

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アーティスト
ポール・デスモンド(アルトサックス)
ジム・ホール(ギター)
ジーン・チェリコ(ベース)
コニー・ケイ(ドラム)
ジーン・ライト(ベース)※テイクテンのみ
 
 ポール・デスモンドはサンフランシスコ生まれで、1977年に52歳で没しています。

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 ポール・デスモンドは、生涯、極力前に出ることを避けたといいます。TAKE FIVEの莫大な作曲印税を得ましたが、すべてが赤十字社に寄付したといいます。今現在も、年間10万ドルの印税が赤十字社に入るそうです。

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 とてもいい録音です。レコードの魅力はPCオーディオとはまた違った、アナログとしてのメリハリと繊細さと音場を兼ね備えた雰囲気のある音です。デジタルでは出ない音です。レコードが廃ることは無いなと確信しました。

 ジャズLPレコードコレクションは、2019年3月12日に65号で最終号を迎えるそうです。ちょっと早とちりでした。85号まであるそうです。

欲しい号を揚げてみますと
36号 プレイズ・W.C. ハンディ/ ルイ・アームストロング
40号 アウト・オブ・ザ・クール/ ギル・エヴァンス
41号 マイルストーンズ/マイルス・デイヴィス
63号 インターモデュレーション/ビル・エバンス&ジム・ホール

 これとは別に、今興味があるのは、ビバップの中心人物だったバド・パウエルです。こちらのLPも少しづつ手に入れていきたいと思っています。


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posted by キラリ at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード

2018年10月21日

ジャズ LPレコードコレクション No.22

2018年10月21日(日)快晴
1年半ぶりのジャズLPレコードコレクションです。
定期購読はやめていましたが、シリーズの中から欲しいものは購入しようと思っていました。

今回購入したのは、No.22号のクール・ストラッティンです。
ジャケットに惹かれたというのはあります。

昨日20日にAmazonで注文して、今日の午前中に届きました。

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こちらはレコードジャケットです。
ストラッティン=気取ったという意味らしいです。
1950年代のOLらしきタイトスカートから伸びた足が雰囲気を出していますね。

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レコードジャケットの裏側。

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ブルーノートレーベル。
このシリーズはすべてきちんと作り込まれています。

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これに数ページの解説がついて2,980円は安いです。
レコードも重量盤で、音質も申し分ありません。新品のノイズレスなレコードは素晴らしいです。

クール・ストラッティンは、4曲入りのLPです。
A1.クール・ストラッティン
A2.ブルー・マイナー
B1.シッピン・アット・ベルズ
B2.ディープ・ナイト

演奏は
ソニー・クラーク(p)
アート・ファーマー(tr)
ジャッキー・マクリーン(as)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

クール・ストラッティンとシッピン・アット・ベルズに、ポール・チェンバースがベースの弦を弓で引く場面があって惹きつけられました。

ジャズでこんな演奏は聴いたことがありません。ポール・チェンバースがよくやる演奏らしいです。

ピアノのソニー・クラークは、1963年にわずか31歳という若さで没しています。このクール・ストラッティンを録音したのが1958年なので、その5年後に薬物のために亡くなっています。

このLPは、アメリカではヒットしなかったのに、日本のジャズ喫茶で大人気となった珍しい現象だったそうです。

デアゴスティーニのジャズレコードコレクションは、ヤフオクにシリーズが安く出ていたり、メルカリにも出ていたりするので、まずはそちらをチェックするといいです。あいにくNo.22号は、出ていませんでした。

次は、23号のポール・デスモンドのTAKE TENがほしいです。
ジャズLPレコードコレクション
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posted by キラリ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード

2018年08月26日

トワエモワ 誰もいない海 17cmLP盤

2018年8月26日(日)
 以前の日記でご紹介した、トワエモワの17cmEPサイズのLP版が手に入りました。ヤフオクにもなかったのにメルカリで偶然見つけて入手しました。48年前のレコードを安く入手するのにオークションは最適ですね。ある人にとっては不用品でも、別のある人にとってはお宝なんですから。

 前置きが長くなりましたが、この4曲入り17cmLPレコードは、ネットを探してもまず出てきません。東芝音楽工業のLPT-4257というコードナンバーが記されています。買ったのが昭和46年だと思うので、その頃に販売されたものでしょう。

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 EPサイズのLPレコードです。

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誰もいない海
或る日突然
空よ
初恋の人に似ている

この4曲はトワエモワの珠玉の作品だと思います。

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 若く張りのある声が清々しいです。当時はこのレコードをトリオST-3500で聴きました。以前の日記に書いたセパレートステレオです。今の手持ちの機器で聴くと、ST-3500では分からなかった細かなニュアンスがきれいに聴き取れました。

 当時、いとこの女の子(当時中2ぐらい)にST-3500でこのレコードを聴かせたことがありました。彼女は甚く感激したようで、その後に彼女の家に遊びに行くと、テクニクスの立派なセパレートステレオがあったのに驚きました。親に買ってもらったといっていました。リアスピーカーのある4chステレオで、一世を風靡したものでした。レコードも4ch専用のレコードが発売されましたが、まもなくブームは去ったようです。いろいろなことを思い出します。


 もう一つの名曲はこちら。
 昭和47年は札幌オリンピックの年でした。そのテーマソングが「虹と雪のバラード」で、これがまたいい曲です。年季の入ったお二人が歌うこの曲がとても素晴らしい。次のYoutube画像は、どうも1997年8月の動画で、NHK「思いでのメロディー」に「トワエモワ」として出演し「虹と雪のバラード」を歌唱したことで、トワエモワ活動再開のきっかけとなったそうです。20年前のお二人ですか。白鳥英美子さんが若々しく美しいです。そして圧巻は芥川澄夫さんが高い音域をハモるテノールボイスです。



 この虹と雪のバラードは映像で見たい曲です。お二人は現在70歳と68歳ですが、こうやって若い頃の動画がいつでも見られるのは本当に嬉しいものです。


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posted by キラリ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード
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