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2010年01月13日

CDプレーヤー ピックアップの交換No.2

2010年1月13日(水)
 昨日発注したばかりなのに、もう今日届きました。注文したレーザーピックアップは、KSS-240Aという型番で、元々はSONY製ですがこれにはSONYの表示はありません。箱の文字からなんとなく中国製のような気がします。KSS-240Aは、各社のCDプレーヤーに使われているごく一般的なものです。半固定抵抗は調整済みですから、測定器と経験がないときはさわらないことです。

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 組み込む前に、CDプレーヤー側のピニオンギヤをきれいにしておきましょう。私は、テープデッキの清掃に使うラバー用の青い液を使用しました。特にグリースはつけませんでした。
 組み込みは、はずしたときの逆の順に行います。フラットケーブルの取り付けも簡単でした。コネクタの両側の突起がすでに持ち上がっているので、フラットケーブルを差し込んで突起を戻すだけです。間違えることはないと思いますが、フラットケーブルの裏表に注意です。心棒をピックアップの軸受けに差し込んで元通り固定します。角度を変えて3枚とりました。

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 うっかりとCDを上から押さえるクランパーをつけないでCDを回してしまい、あわてて止めて取り付けました。作業はこのようにCDトレイを出して行っています。

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 さて、いよいよCDを認識するかチェックします。はやる気持ちを抑えてCDをセットしてCLOSEボタンを押します。

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 わずか2秒ぐらいで何事もなくCDを認識してくれ、ほっとしました。とても素早い動作でおどろきました。再生音も問題なく大成功です。送料込みで2,950円。簡単にピックアップの交換ができました。ピックアップをうまくはずせる機種なら、へたにレーザー出力を調整するより交換してしまった方が、これからも長く使えてメリットが大きいのでは。

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PS その後の状況 1月18日(月)
 今日はゆっくりとCDを聴いてみました。まずCDの認識について、スイッチを入れてすぐは認識できないCDが何枚もあって焦りました。認識できるものは1〜2秒でできますが、しないものは全然だめ。CD-Rではなく、普通の市販CDです。ところが5分ぐらいたつと急に認識できるようになり、その後は普通に大丈夫でした。早送り、逆戻しなども問題ありません。
 再生音は音飛びは全くなく、ノイズも皆無です。ピックアップ交換以前と同じ、メリハリのあるよい音がしています。約2時間視聴しましたが異常ありませんでした。スイッチオン直後のCDの認識については、しばらく様子を見てみます。
 3月8日(火)
 CDの認識について、その後は何の問題もなく快適に動作しています。おそらく、1月18日は、レンズに軽い結露があったのではないかと思います。




  
posted by キラリ at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CDプレーヤー

2010年01月12日

CDプレーヤー ピックアップの交換No.1

2010年1月12日(火)
 CDプレーヤーは2008年10月に中古で購入したDENON DCD-1515ALで、1994年製です。最初からCDをうまく認識しないことがあったのですが、CDエクササイザーでごまかしてきました。そのCDエクササイザーすら読み込まなくなってしまい、音質が気に入っていたので重い腰を上げることにしました。レーザーピックアップの点検と交換です。本体のケースは購入してはじめて開けました。当時66,000円の機械の中身はこんなものなのでしょうか。ずいぶんあっさりとしています。電源トランスも小さく、1枚基盤です。
 レーザーピックアップを取り外す方法を写したサイトがほとんどなかったので、詳しく書き記します。

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 一番上にCDを押さえる円盤がついた樹脂製のクランパーカバーがあります。四隅にそれらしいビスで止まっていますので簡単に取り外せます。

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 次はCDを乗せるトレーがあるので、OPENボタンでトレーを開けて動かしてしまいます。

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 ようやくレーザーピックアップが見えました。ここまでは簡単です。

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 ここからが問題です。取り外し方は機器それぞれに違うようで、他のサイトの記事はあまり役に立ちませんでした。

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 レーザーピックアップはSONY製のKSS-240Aで、様々なメーカーや機種に使われている一般的なものです。メーカーに依頼すれば部品代で1万円以上しますが、ネットでは新品が3,000円程度で入手可能です。半固定VRが3個ついています。中央がフォーカス、右がレーザー出力、左がEFバランスです。ちなみにレーザー出力は、右に回せば強くなります。私は測定器がないので、手探りの調整はあきらめました。

 PS そういえばうちにある古いONKYOのミニコンポCR-185にも同じものが使われています。普及機クラスのピックアップなのでしょう。(1/25) 

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 少々考えましたが、はずすビスが見あたりません。一番それらしいのが、ピックアップがスライドする心棒を留めているビスです。画像上部の中央にあるビスです。とにかくこれをはずしてみることにしました。ビスはゆるむだけではずれないようになっていました。でもこれで心棒をはずすことができ、ラック&ピニオンギヤのかみ合いがはずれれば、ピックアップは軽く左右にスライドします。

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 心棒ごとピックアップを取り外した状況です。まだフラットケーブルがつながっています。このように心棒とともにピックアップユニットがはずれるので、違う機種の場合はどのビスをゆるめればはずれるかを考えればいいでしょう。心棒は引き抜いてしまいます。

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 フラットケーブルは、コネクターの両側の小さな突起を少々引き上げればスポッと抜けます。コネクタは基盤上に残り、コードだけが抜けるのでびっくりします。

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 レーザーピックアップユニットです。製造後16年経過しているので寿命なのでしょう。16年もてば決して寿命が短いということはありません。レンズはとてもきれいな状態でした。

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 裏側にレーザー本体が横向きに見えます。中央の金色をしたコンデンサマイクのような形状のものがそれです。心棒をスライドする軸受けが見えます。とても精度の高い軸受けです。

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 今回はここまでです。まず、ピックアップがうまくはずせるかどうかを確かめてから新しいピックアップを買うつもりだったからです。CDプレーヤーは中古でも5,000円以上しますから、ピックアップを3,000円程度で購入して交換し、うまく動作してくれれば儲けものです。ただ交換するだけで作動してくれるものなのかは未知数です。調整が必要ならピックアップが無駄になるので考えなければなりません。
 ピックアップは、個人向け通販ショップCD partsmanで見つけました。価格は2,400円+送料となっていましたので思い切って発注しました。




 
posted by キラリ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CDプレーヤー

2010年01月02日

ナショナル 20PW49S ゲンコツ

2010年1月2日(土)
 4年ぶりに雪の新年を迎えました。今回貸してもらったのは、通称「ゲンコツ」と呼ばれる古いナショナル(現パナソニック)製です。詳しいWebサイトによれば、原型の旧型番8PW1が発売されたのが1954年11月、生産販売の終了が1984年とされています。ゲンコツといってもいくつかのバージョンがあるようです。EAS-20PW56(7,800円)やEAS-20PW09(3,900円)など、本来はアルニコマグネットですがナショナルの自社システム用にフェライトマグネットを使用した廉価版(20PW49)もあるということで、今回の画像のものはこの20PW49です。

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 真ん中の突起物は音を拡散させるディフューザー(イコライザーと記述しているものもある)です。主に高域の補正用だそうで、当然ながらコーンとは切り離されていて一緒に動きません。この形がゲンコツといわれる所以です。私は、B&W CDM1SEの突起物を思い出します。中央のクリーム色の部分はサブコーンになっています。

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 口径20cmのダブルコーンユニットで、定格入力3W、インピーダンス8Ω、Fo=50Hz、再生周波数帯域 50〜15,000Hzとなっていて、本来のゲンコツよりかなり狭帯域です。市場ではなかなか評判がよく、興味のあるユニットです。早速いつものようにセットしました。第1印象はとても柔らかな音です。音圧は高くないようで、パイオニアPE-20のような音量はありません。単体で聴くのももどかしくすぐに箱に入れてみました。これもいつもの3LZ箱です。

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 ビル・エヴァンストリオのLPレコード「モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンス」をかけてみました。ピアノの音がとても甘く聞こえます。ベースもよく出ています。やはり柔らかで素直な音色です。PE-20の音より柔らかく感じます。音圧はそれほど高くなく、PE-20のような音が前へ出てくるものではありません。低音も割と出ています。音量を上げるとバランスが崩れるのは早めです。大きな音で鳴らすユニットではありません。ヨーロッパ系の音かというと違うような気もします。以前持っていたBOSE 201VMにも似た柔らかさかもしれません。もともとナショナルのアンサンブルステレオやセパレートステレオは、うるさくない大人しい音でしたから、その延長線にあると思われます。

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 形状を見ても手軽なオーディオ向けという感じがします。アルニコでも基本的な音の傾向は変わらないでしょう。私が1970年代に直して楽しんだ真空管式アンサンブルステレオのような懐かしい感じがしました。ムターのヴァイオリン協奏曲集CDをかけると、CDではありますがタンノイでは分かるヴァイオリンの空気感がゲンコツでは分かりません。オーディオ的にはPE-20の方はサブシステムになり得ると思いますが、こちらは質のよいBGM用という感じでしょうか。音自体は悪くなく、私はドイツ・イソフォンよりもいいと思いますが、システムに組み込むにはやや役者不足かも。

PS 2010年1月8日(金)
 ちょっと訂正をしておかなければなりません。デュ・プレのLP「ハイドン ポッケリーニ/チェロ協奏曲」とビル・エヴァンスの1982年のLP「ビル・エヴァンスの肖像」を聴いてみました。クラシックの方はともかく、ジャズの方はなかなかいいものがあります。PE-20を好青年に例えるなら、ゲンコツは酸いも甘いもかみ分けた不良中年とでもいう味があります。帯域が狭い割に低音はよく出ているのでこんな感じがするのでしょうか。ジャズに限ってはこのユニットを持っていてもおもしろいかもと思いました。

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PS 2010年5月19日(水)
 何かと便利だった3LZ箱ですが、部屋の狭さはどうしようもなく、新しいオーナーの元へ引き取られていきました。



 
posted by キラリ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | フルレンジ



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