スポンサードリンク


2019年10月19日

アルニコウーハー【その3】ユニットの外し方

2019年10月19日(土)
 DS-32Bのウーハーの外し方をしるしておきたいと思います。取付ボルトを緩めておけば自然に外れるというネット情報をもとに、ボルトを緩めておきました。ボルトを外してしまうと、もしもユニットが外れたときに落下してしまうので、緩めるだけにしておきます。2日ほどこのままにしておきました。

s500_375_DSC_201910_1734.JPG


 その結果、ウーハーの下端に小さなマイナスドライバーの先が入る程度の隙間ができました。ドライバーを差し込んで、先をこじるとバッフルにもユニットにも傷がつくので、テコの原理でドライバーの持ち手の側を押し下げると、ユニットが少し浮きました。

s500_375_DSC_201910_1683.JPG


 ここでボルトを全部外し、浮いた箇所にドライバーの柄の方を差し込んで一息つき、ゆっくりとユニットを持ち上げると簡単に取れました。ユニットが浮いたバッフル面に、幅の狭いパッキンが取り付けられているのが見えます。

s500_375_DSC_201910_1685.JPG


 スピーカーを外したところです。吸音材と奥にはネットワークが見えます。

s500_375_DSC_201910_1689.JPG


 PW2531cmと印刷されていました。

s500_375_DSC_201910_1694.JPG


 こちらはアルニコのPW-2522の方です。プラス・マイナス表記があり、リード線もそのまま入りました。

s500_375_DSC_201910_1705.JPG


 予想通り取付ボルト位置も同じで、次のようにぴったりおさまりました。

s500_375_DSC_201910_1710.JPG
 

 ユニットを比較すると、DS-32BのウーハーPW2531は、フェライトマグネットだけど巨大でユニットの重さもずっしりとしています。片やアルニコのPW-2522は持ってすぐわかるほど軽いです。重量比で、PW2531が2.5kg、PW-2522が2.0kgでした。

 取り付けできることが分かったので、もう一つのスピーカーも取付ボルトを緩めて準備中です。今のところウーハー部にマイナスドライバーが入る隙間がありませんでしたので。

 さて、視聴した結果ですが、まだ左のユニットしか取り替えていないのですが、一聴して中高音域の明瞭度が上がりました。ウーハーのクロスオーバーは700Hzです。なぜウーハーを取り換えて中高音域に変化があるのか分かりませんが、実際に変化があったので首をひねっています。

 低音ですが、ダクトからは低音が出てはいるのですが、何て言うか、密閉のような音がします。チューニングが取れていないのか、深い低音が出てこない感じです。例えばジャズベースの低音は出るのですが、弦の低音のバックでズンと来る本当に低い余韻のような低音が物足りないのです。これは本来のPW2531では出ていたものです。

 エッジに十分に軟化剤を塗ってしばらくはエイジングをしていこうと思います。中古のユニットとはいえ、昭和50年(1975年)のスピーカーですから、何十年も使われていなかったとしても不思議ではありません。PW2531ウーハーも最初は低音が物足りなかったものです。低音が出るようになるまで数年はかかりましたから。さてどうなりますか。

PS スピーカーはほぼ同じ寸法の25cmウーハーです。バスレフのダクトはそのままなので、同じ寸法で同じ周波数で共振するはず。ということは、スピーカーを換えてもバスレフとして有効なはずですね。両方とも同じユニットに換えてからまた低音を確かめてみます。


いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村

音楽(ジャズ) ブログランキングへ







posted by キラリ at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤトーン

2019年10月18日

アルニコウーハー 【その2】

2019年10月18日(金)
 ダイヤトーンのアルニコウーハーPW-2522ですが、箱に入れないでそのままアンプにつないで音が出るか確かめました。ちょっと音圧にばらつきがあるように思いましたが無事に音出しできました。

 ウーハーなのでフルレンジのような中高音まで伸びているわけではありませんが、低音もちゃんと聞こえたので、箱に入れる楽しみが出て来ました。

s500_375_DSC_201910_1674.JPG


 コーンはコルゲーションで補強されています。軽く押してみると、コーンの硬さはDS-32Bのウーハーとほとんど変わりありません。


PW-2522(DS-261)
s500_375_DSC_201910_1675.JPG


PW2531(DS-32B)
もともと黒いコーンのはず。色が抜けたようです。
s500_375_DSC_201910_1618.JPG


 マグネットは画像では小さく見えますが、実物はかなり大きいです。すごく強力な感じ。
s500_375_DSC_201910_1651.JPG


 気になったのはエッジの形状です。通常とは逆形状で表側が凹んでいるのです。
s500_375_DSC_201910_1665.JPG


 裏側は凸状になっています。エアサスペンション方式の特徴でもないと思うのですが。
s500_375_DSC_201910_1672.JPG


 昔持っていたフォステクスFE-107もそうでしたから。
s500_375_2006_0630 033.jpg


 DS-32Bのウーハーさえ外れればすぐに取り付けできるのですが。外れてくれません。あすはユニットの取り外しから始めます。
 

いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村

音楽(ジャズ) ブログランキングへ







posted by キラリ at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤトーン

2019年10月16日

アルニコウーファー 【その1】

2019年10月16日(水)
 新しいUSB DACで聴くPCオーディオが思いのほか素晴らしかったので、スピーカーユニットをアルニコに変えてみたらどうなるだろうという考えが浮かびました。

 DS-32Bの25cmウーハーは、バスレフに特化された仕様のようだし、フェライトとはいえ巨大なマグネットを持っているし、アルニコに変えたからと言ってたいした変化は期待できないような気はします。

 市場にはないだろうなーと思いつつヤフオクを検索してみると、あったんですよね。DS-261に使われていたアルニコウーハーがペアで出ていました。口径25cm、取付穴の対角寸法がDS-32Bとピッタリ来ます。こんなめぐりあわせはそうそうないかもと思い、首尾よく入手出来ました。

s500_300_DSC_201910_1647.JPG


 そこで調べてみると、DS-261はDS-251Mk2の系列で、当時大流行したアコースティック・エア・サスペンション方式だということです。

 単なる密閉箱とは違って、アコースティック・エアー・サスペンション方式は、密閉箱の中に吸音材をぎゅうぎゅうに詰めてあるんですね。

 理論は読んでもよくわかりません。小さな密閉箱に吸音材を詰め込んで質量の大きめのコーンを持ったウーハーを取り付けると、中高音の能率を意識的に低下させ、相対的に低音までフラットに聞こえるそうで、能率が低くなるため高出力なトランジスタアンプと組み合わせることが条件だとか。

 はたしてこういうエンクロージャー向けのユニットがバスレフ箱で使えるのだろうかという疑問がわきました。ユニットはPW-2522です。特性表もないのでM0(振動系の質量)、f0(最低共振周波数)、Q0(f0での共振鮮鋭度)もわかりません。

 Q0の値が大きいほど共振しやすくバスレフ方式に向いていて、数値が小さいほどバックロードホーン向けという記述もあります。フォステクスによると、密閉型は0.2〜1、バスレフ型は0.3〜0.6、バックロードホーンは0.2〜0.4ぐらいがいいとか。密閉の範囲が広すぎですよね。

 数値は参考程度にしておきましょう。まだ実物が届いていないので、届いたら画像を載せます。取り付ける前にやることがいくつかあります。

1 DS-32Bのウーハーがガッチリとエンクロージャーに固着しているので、取り外す方法を考える。
2 DS-261のウーハーユニットのエッジの軟化処理をしておく。
3 ついでにDS-32Bの右側ユニットのネットワークの接触不良を直す。

 こんな所ですが、1の取り外しに苦戦しそうです。
 続きます。

PS 2019/10/17
 届いたので上記の画像を差し替えました。


いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村

音楽(ジャズ) ブログランキングへ







posted by キラリ at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤトーン

2017年09月01日

スピーカーエッジ軟化剤 いろいろ

2017年9月1日(金)
ジャズレコードコレクションの購読を止めたらブログも遠ざかってしまいました。今日は久しぶりに軟化剤ネタを書いてみます。

昔のスピーカーはウレタンエッジかクロスエッジが多いです。ダイヤトーンは、ほぼクロスエッジです。クロスエッジは数年で硬くなってしまい、指先で押してもエッジが硬いのが分かり、凹まないくらいになることがあります。

その原因は、クロスエッジの裏に塗ってある「ビスコロイド」というダンプ剤のせいです。

ダンプ剤とは言いますが、クロス(布)エッジは空気を通すので、その目止めとして空気を通さないように気密を高めるために使っていたものです。

これが、最初はやわらかいゴム状のものなのですが、年数の経過とともに硬貨が始まり、数年で硬くなってしまうのです。昭和の時代のダイヤトーンなんて、ビスコロイドがカチカチに固まっています。

これが何で悪いかと言うと、コーンの動きを妨げて、低音が出なくなるからです。25cmや30cmのウーハーなら、部屋を揺るがすような低音が出るはずですが、おとなしい低音しか出なくなってしまいます。

長い前置きはこれくらいにして、カチカチになったビスコロイドをどうやって対応するかを書いて見ます。

先ずは、ウーハーユニットが外れる場合

ユニットのエッジの裏面から軟化剤を筆で塗ってビスコロイドを溶かし、軟化したらスプーンの先などでこそげ落として、仕上げにゴム系のダンプ剤(気密を確保するため)を塗ります。

溶かすためには、ネットでよく見るのは、100円ショップで売っている「強力瞬間接着剤はがし液」や「ジッポーオイル」などです。ブレーキフルードはおすすめしません。
⇒ ZIPPO(ジッポー) オイル 小缶 133ml

ダンプ剤としては「セメダインスーパーX」や液体ゴムの「ユタカメイク 液体ゴム クリア チューブタイプ 70g BE2-6」などです。これらを混ぜ合わせている方もいます。ダンプ剤をエッジの裏に塗ったら完了です。
⇒ ユタカメイク 液体ゴム クリア チューブタイプ 70g BE2-6

次に、ウーハーユニットが外れない場合

ユニットが外れなければ、ビスコロイドを軟化させるだけです。表面からエッジに軟化剤を塗ります。コーンに垂れないように注意します。コーンに垂れると、エッジとコーン紙の接着が剥がれることがあります。

塗って30分もすれば、低音が出てくるのが実感できます。2回目は1週間後ぐらいに塗り、3回目は1ヵ月後ぐらい、4回目は3ヵ月後ぐらい、5回目も3ヵ月後ぐらいと、だんだんに間隔をあけていきます。

このぐらいになると、軟化したビスコロイドがやわらかさを保てるようになるので、以後は半年に1回ぐらい塗れば良いと思います。

ただし、すべて自己責任でお願いします。ダイヤトーン系は先ず失敗しないと思いますが、高価なプレミアが付いたユニットは、エッジがシワシワになったという方がネットに出ていましたから。


いまのところ、安心しておすすめできるのは、ヤフオクで「スピーカーエッジ軟化剤」として出ている商品です。1,500円ぐらいでいろいろあると思います。

成分が明らかにされていませんが、おそらく、アセトン、アルコール、グリセリンなどを適量にミックスしたものと思われます。原価は100円もしないかもしれません。

でも、3年から5年分ぐらいの分量があるので、自分でアルコールなどを買い集めて試行錯誤するよりは全然手軽です。


注意点をもう一度。

エッジ軟化剤が使えるのはクロスエッジのみです。

ブレーキフルード(俗に言うブレーキオイル)がよく使われていますが、主成分であるポリエチレングリコールモノエーテルが人体に有害なため、使用はおすすめしません。




posted by キラリ at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイヤトーン
スポンサードリンク